リーマン・ブラザースの欧州・中東部門の買収を2ドルで成し遂げたのが 『野村ホールディングス』です。

2ドルと言えば、日本円にして約210円。

どうしてこのような価格での買収が可能になったのかと言うと、
値下がりリスクのある同部門の保有資産を、買い取らなかったためです。

一方で、リーマン側は 【雇用の維持】を強く求めたため、約2,500人の引き受けが決まりました。
また、アジア部門も含めると約5,500人
になります。

関係者は、人材の流出を食い止めるために、「数百億円規模のコスト負担が生じる」としています。



【引用:産経新聞】