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あなたの会社では【「ある上司の下に異動になると、部下がすぐ辞める」】というような問題はありませんか。


もし、あなたの会社でこの様な事があるとしたら、原因は「その上司が傲慢だ」ということが言えるかも知れません。

そしてその結果、部下はストレスが溜まり、その上司の下に異動するとドンドン部下が辞めていくのです。

実際、多くの社長が頭を抱えている要因のひとつとなっているのです。


では何故、社長はその「上司」を注意しない、出来ないのでしょう。

  ↓ ↓ ↓ 理由は・・・
 
  上司であるということはそれなりの在籍年数がある

  社長も頼ってきた歴史がある

  情に流される部分もあり、強いことを言えない

 からです。


しかし、程度問題によっては、この「上司」を解雇できる場合もあるのです。
 

なぜならば、会社には

 ◎ 職場の人間関係の調整

 ◎ 職場環境の整備

をする義務があるからです。

 
つまり、「何も対応しないこと = 会社としての不備」となりかねないのです。


ではどうすればいいのでしょうか?


【具体的な対策】

 ○ 就業規則にパワハラの禁止事項を入れる

 ○ 相談窓口を設置する

 ○ 調査委員会を設置する

 などが考えられます。

 
調査委員会というと大企業が行なう対策のような気がしますが、そうではありません。



もし、万が一、社長の決断(解雇など)が独断だと言われ、裁判にでもなったら、 調査委員会の客観的判断(調査結果)に基づいて行ったことだと証明することができるからです。 

 
この調査委員会の調査(結果)を元に、会社は、

  本人(=上司)への注意 

  就業規則に違反しているかどうかの判断
 
 → 違反している場合は、懲罰を検討

  部下へのケア

 などを行います。
 
 
 
これで「うまく」いけばいいのですが、悪い事態になれば、

 ○ 雇用を維持できない

 ○ 採用コスト、教育コストばかりがかかる

となり、解雇の決断をするしか、方法がなくなってしまうのです。


 
【参考になる判例】

 <バイオテック事件 東京地裁 平成14年11月>


*もちろん、解雇するばかりが方法ではないことを付け加えてきます。



【たわだ流 格言】
「情を忘れた冷たい人間になってはいけないが、情に流される人間であってはならない」



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