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【求人改善、失業は長期化 希望とのミスマッチ背景】

失業期間が1年以上の長期失業者が平成20年秋のリーマン・ショック以降増え続け、失業者全体の4割近くになっています。

有効求人倍率の改善が続くなど雇用情勢には明るい見通しが見れるのの、企業と仕事を求める人の希望が一致しないことが背景にあるようです。

厚生労働省の調査では、10月の有効求人倍率(季節調整値)は0.56倍で6か月連続で改善しています。

四半期ごとにみると、今年7~9月期平均の有効求人倍率(同)は0.54倍で3四半期連続の改善が見られました。

同じ時期の完全失業者数は、前年同期比25万人減の336万人で、10四半期ぶりに好転したそうです。


その一方、前職を離職後1年以上がたつ長期失業者は、7~9月平均で128万人で、前年同期より33万人増えました。

失業者全体に占める割合は38%。リーマン・ショック後、前年同期比では8四半期連続で増加しており、雇用情勢が改善しているにも係らず、長期失業者の再就職は難しい状況が続いています。


10月の新規求人数は情報通信業が前年同月比38.3%増、医療・福祉が同22.7%増で、求人は旺盛でした。

しかし、経験者を求める企業が多く、製造業などで働いていた人が未経験の分野で定着するためには、新たな訓練が必要で時間もかかります。

転職活動期間も長期化しています。

大手転職サイトの調査では、転職が決まるまでの期間は、今年7~9月期が5.7か月で、前年同期より0.7か月も長くなり、09年1月の調査開始以来、最長でした。

求人総数が増えても、採用を厳選化する傾向が顕著に伺えます。


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