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【春闘=労使交渉】

国内産業界が世界同時不況の直撃を受けて苦しむ中、2009年春闘の労使交渉が本格スタートしました。
「賃上げどころか賃金維持分の確保すら極めて困難」(トヨタ自動車の小沢哲専務)と経営側から“賃下げ”まで示唆され、組合側は開始早々強烈にパンチを食らった格好となりました。

3月18日の集中回答日に向け、組合側はかつてない難しい交渉を迫られそうです。


今春闘は、物価上昇による労働者の実質賃金の目減り分を補おう と、連合が8年ぶりのベア復活方針を掲げました。
自動車総連など各産別労組もこれに沿う形で前年を大幅に上回る要求基準を設定、自動車総連傘下のトヨタ、ホンダなど各労組が4000円、電機連合傘下のシャープ労組が4500円の賃上げをそれぞれ要求しました。

しかし、トヨタだけでなく日産自動車の幹部もこの日、「定期昇給分」の見直しの可能性を示唆しました。

日本経団連は昨年12月、今春闘に対する経営側の指針をまとめた際、「ベアは困難」との基本姿勢を示しながらも定期昇給分は維持する姿勢を示していました
両社の姿勢は経団連の指針をも超える厳しい水準となります。