改正 雇用保険法 施行 8月1日

 

・・・再就職手当&手当日額の最低額 上げ・・・

 

 

改正雇用保険法が1日、施行されました。

 

 

失業保険の給付期限より前に働く会社を見つけた時にもらう「再就職手当」について、従来より給付率を1割引き上げます。

 

 

給付日数を3分の1以上残した場合は余った失業手当の50%、3分の2以上残した場合は60%が支払われます。

 

 

 また、失業手当の基準額も引き上げました。

 

失業手当は仕事から離れる前の平均的な賃金の5~8割を保障しますが、給付額には上限と下限の基準があります。

 

 

今まではデフレで賃金が落ち込んでいたため、基準額も前年比マイナスが続いていましたが、失業者の生活安定のため、5年ぶりに引き上げられました。

 

 

 今回の見直しでは、手当日額の最低額も1864円へと264円引き上げ、最高額も年齢に応じ310円~385円引き上げられました。

 

 

 元来、再就職手当の給付率は30%でしたが、リーマン・ショック後に暫定措置として、給付日数を3分の1以上残していた場合は40%、3分の2以上の場合は50%支払うよう給付率を見直していました。

 

 

今回の法改正で受け取れる金額をさらに恒久的に増やし、失業の長期化を防ぎたいとの考えがあります。

 

 

 

 

 

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