どういう意味か。
小さいところは
どうしても労災加入が絡んでくる。
つまり事務組合だ。

それを壊すとは実に残酷な仕打ちだ。

うちの事務所は大したこともないのに
大間のまぐろ漁をいきなり
しなくてはいけなくなったからだ。

金があれば、セミナーで投網もできよう。
スタッフやでかい事務所があれば
高い顧問料も要求できる。

やっていることはほとんど同じでも
それなりのしつらえがあるところが
どうしても強い。

ただの、浪人風情のものに
幕臣や大名家から、金を巻き上げろというのと
等しいことだ。

それが難しいのは理解できるだろう。

せめて東京在住なら
大企業も多いがね。
それ以前に相手にされまい。

コンサル会社はたくさんあるわけだし
社労士のでかいとこもたくさんある。
していることは同じでも、
器が人を作る信用を作るということもあるからね。

世間様は本質は見てはくれず
どうしても、事務所や実績を見てしまう。

だから、いきなり上に上ることは
物理的にできない。
なんとも、困った問題だ。

助成金にしても今は大事務所が
作ったパターンをさもうちの事務所の
オリジナルですとするしか
方法がないくらいになっている。

コンサルグループの傘下でいる以外
方法がない時代になってしまった。

いい加減、手を挙げたいものだが。
なかなか、やめさせてもらえない。
それがきつい。

社労夢についてもなかなか理解されない。
まともな収入になるには
十分な顧問先を確保しなくてはならない。

そうしなくては、本も書けないし
講演やセミナーもできないからね。
すべては金次第。

独自のノウハウなど先に言ったもの勝ちの時代なので
ほとんど、なくなってしまった。

今やインターネットですぐ広まってしまう。

それでコンサルの依頼もあるわけがない。
困ったものだ。

社労士など必要なくなる時代も近いものかもしれない。