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和田経営労務研究所
特定社会保険労務士
和 田 栄
http://www.jinsouken.jp/
有給休暇(有休)で一番多い勘違いが、
付与と繰り越しの関係。

今回からは、
有休の日数の計算方法を詳しくお話しましょう。

まずは有休のおさらいから。

最初に有休を付与されるのは入社6か月後。

日数は10日です。

次に付与されるのはその1年後(入社1年6か月後)。

日数は11日です。

あとは、
1年毎に12日、14日、16日、18日、20日と付与されます。

20日で打ち止めになり、それ以上は増えません。

さて、毎年有休は付与されますが、ずっと累積されるわけではありません。

直近2年分しか持っていられません。

これは、有休の時効が2年だからです。

例えば、入社6か月後に10日付与され、その1年後に11日付与されます。

この時点では、合計21日です。

さらに、1年後に12日付与されますが、直近2年分しか持てないので、
最初の10日は切り捨てになります。

そうすると、有休は23日になります。

(つづく)

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Category: General
Posted by: wada