姫路市消防 出動の隊員ケアへ

 ・・・工場爆発事故で25人死傷 ・・・

  

兵庫県姫路市の日本触媒姫路製造所の爆発事故で、消防隊員25人が死傷した姫路市消防局は3日までに、出動した隊員約160人を中心に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を防ぐ目で心理状態の調査を始めたことがわかりました。

 

消防や警察によりますと、事故ではタンクが爆発し、ジェル状のアクリル酸が広範囲に降り注ぎ、全身やけどで1人が亡くなり、皮膚にこびりついて重度のやけどを負った隊員もいます。

 

調査では、アンケート形式で「訳もなく怒りがこみ上げてきた」「活動中に受けた衝撃が、数時間しても目の前から消えなかった」など19項目 が書かれたチェックシートを配布しました。

 

5日までにシートを回収し、悲惨な状況を目の当たりにした隊員が惨事ストレスを抱えていないかを把握し、今後の活動に影響が出ないよう対処するとしています。

 

消防庁のメンタルサポートチームや、阪神大震災をきっかけに設立された「兵庫県こころのケアセンター」(神戸市)に協力を求め、必要な場合は臨床心理士などの派遣も要請する方針です。

 

姫路市消防局の中川次長は「隊員が現場に出て正常な活動ができるよう、心のケアに取り組みたい」としています。

  

 

 
ブログランキングに参加しています。
よろしければ 「クリックしてください」 ⇒ ⇒ ⇒ にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ

にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ