20万人 年金記録ミス恐れ

 ・・現役世代 0.7%で記録不一致・・・

 

 日本年金機構は17日、国民年金と厚生年金の加入者のオンライン上の記録と、原簿にあたる紙台帳との照合作業をサンプル調査した結果、約0.7%で記録が一致しなかったことを明らかにしました。

  

国民年金や厚生年金など公的年金に加入する20~50代の3000万人のうち約20万人に年金記録のミスがある恐れがあります。

 

現役世代の年金記録を詳細に調査したのは今回が初めてです。



  サンプル調査の対象は、2015年度以降に60歳となる人のうち、紙台帳の記録がある現役世代の約1万人で、誤りは修正するとしています。



  年齢が上がるほど不一致が増える傾向にあり、国民年金のみの加入者は不一致が少なかったようです。

  

記録を訂正すれば、今回の調査対象者の平均で1人当たり生涯受給額は4000円増えます。




 増額になった人だけで平均しますと、一人につき生涯で約73万11千円増になると試算しています。 

 

しかし、照合作業にかかる費用は加入者1人当たりで1100円かかるため、厚労省は費用対効果の観点から全件照合をするか今後検討するようです。

 

 

 
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