遺族補償求め提訴 息子自殺の母親

 

・・・宮崎労働基準監督署の処分取り消しを求め・・・ 

 

 

宮崎県の会社員男性=当時(23)=が自殺したのは過酷な勤務による労災として、母親(55)が23日までに、国を相手に、遺族補償を不支給とした宮崎労働基準監督署の処分取り消しを求める訴訟を宮崎地裁に起こしました。

 

 

男性は鹿児島市に本社があるホンダの販売会社に勤務し、転勤後の慣れない仕事やサービス残業、上司の激しい指導に悩んでおり、200712月に自殺しました。

 

 

訴状によりますと、男性は中古車の販売と整備を担当していましたが、0711月中旬から適応障害を発症し、翌月に自殺しました。

 

 

遺族は09年2月に遺族補償給付を請求しましたが、労基署は会社に申請した労働時間では恒常的な長時間労働があったと認められないなどとして、不支給としました。

 

 

 

 

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