健保組合 12年度 9割赤字

 

・・・保険料率8.3%に上昇・・・

 

 

健康保険組合連合会は16日、大企業の会社員などが加入する健康保険組合の2012年度予算をまとめました。

 

 

健保全体の平均保険料率(労使合計)は11年度比0.4ポイント高い8.31%で、5年連続で上がります。

 

 

高齢者医療に拠出する支援金が増えるためですが、9割の健保は保険料収入で医療費や支援金などの支出を賄えずに赤字になります。

 

 

保険料率は02年度以来の高水準で、過去最高の584組合が引き上げますが、経常収支は5782億円のマイナスで、5年連続の赤字となり、これは高齢者支援金が11年度比9%増の3兆1355億円に膨らむためです。

 

 

赤字の健保は積立金を取り崩しますが、健保連の試算では1415年度に積立金が枯渇する見込みです。

 

 

健保連の専務理事は「現役社員への負担増は限界で、解散を選ぶ健保が出かねない」と述べています。

 

 

 

 

 

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