AIJ年金消失問題 88万人に影響

 

・・・資産56%委託の基金も・・・ 

 

 

厚生労働省は28日、AIJ投資顧問による年金資産消失問題で、2011年3月末時点で84基金が資金を委託していたと発表しました。

 

 

84基金の加入者539650人と、すでに年金を受け取っている受給者344299人の合計は約88万人で、今後、年金給付などに影響が出る可能性があります。

 

 

84基金のAIJでの運用残高は1852億円で、最も投資割合が高い基金は資産の56.9%をAIJに運用委託していました

 

 

84基金のうち74基金は中小企業などがつくる厚生年金基金で、財政健全化計画の提出を義務づけられている指定基金も12基金含まれていました。

 

 

総資産のうちAIJへの委託割合が3割を超える基金は8基金、これまでに判明している基金では、長野県建設業厚年基金が33%をAIJに委託しています。

 

 

委託残高では最高で93億円にのぼる基金があるほか、加入者と受給者を合計すると、約6万2000人に影響が及ぶ機械・金属製造関連の基金もありました。

 

 

 

 

 

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