年金減額 3~5年で段階的に 

 

・・・「厚生年金加入のパート労働者の範囲拡大」・・・

 

・・・「妻を亡くした父子家庭の遺族基礎年金」・・・

 

 

民主党厚生労働部門会議の作業チームは29日、「社会保障と税の一体改革」で実施する年金、医療などの改革に関する報告案をまとめました。

 

 

年金に関しては、過去の物価下落を反映していない現在の年金給付を、来年度から3~5年かけて本来の水準まで減額する方針が盛られています。

 

 

 公的年金は過去の物価下落時に支給水準を下げなかった時期があるため、現在の受給者は本来より2.5%多く受け取っていますが、年金生活の高齢者に配慮し、減額は3~5年で段階的に進めるよう求めています。

 

 

2012年度の年金額は今年の物価下落に連動し0.20.3%程度引き下げられることが確実な情勢です。

 

 

これに加えて特例水準を解消すると、減額幅は年1%を超える可能性があることから、段階的な減額を求めたものです。

 

 

  また、厚生年金に加入するパート労働者の範囲拡大については、対象を週30時間以上働く人から週20時間以上に広げて約400万人を新たに加入させる政府案を認めたものの、移行期間など激変緩和措置を設けるよう求めました。

 

 

さらに、妻を亡くした父子家庭にも遺族基礎年金を支給し、同制度の男女格差をなくすよう来年度の法改正も求めました。

 

 

 

 

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