石綿 解決金6900万円で和解 

 

・・・西条発電所石綿訴訟 高松地裁

 

 

西条市の四国電力西条火力発電所で働いていた元従業員3人が中皮腫やアスベスト(石綿)肺を発症したのは会社側が安全対策を怠り、作業中に石綿を吸い込んだのが原因として、元従業員と遺族が四電(高松市)と四電エンジニアリング(同)に計9350万円の損害賠償を求めた訴訟は25日までに、高松地裁で、四電などが解決金として計6900万円を支払うことなどで和解が成立しました。

 

 

原告側は25日、高松市で会見し「原告の高齢化もあって和解したが、四電に一定の責任を認めさせたと理解しており、勝利的な和解だ」と述べました。

 

 

訴えていたのは、いずれも西条市の元従業員と遺族です。

 

 

2008年8月に元従業員の加藤茂貞さん(10年に76歳で死亡)と元男性従業員(82)が提訴し、09年12月には菅野繁明さん(1999年に82歳で死亡)の遺族が提訴しました。

 

 

 訴状などによると、3人は1946年以降、四電や四電エンジニアリングに勤務し、同発電所の電気配線の修理やボイラー、タービンの点検・保守作業などに従事しました。

 

 

退職後に石綿肺や中皮腫と診断され、労災認定を受けましたが、発電所で大量に発生・飛散した石綿粉じんを浴びたと主張していました。

 

 

 

 

 

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