まず、謝罪されても名誉と失った信用と
金銭的打撃は戻らない。

と言うことは、慰謝料は別としても
完全なる損失補てんがなされない限り
僕が受け入れられるわけではないのだ。

すべてのうちの事務所の支払いに応じるというなら
まだしも、それはできません。

客先を代わりに提供しますなど
どう考えても無理だろう。

少なくとも月額30万円くらいは
補てんできない限り
ごめんなさいでは済まない。

それも、僕の商売が続く限り
続けない限り無理と言うものだ。

つまり完全なる補償が無い限り
和解もくそもないのである。

ごめんなさいで済まないことをしたのであるからね。

金を払いたくない払えないというなら
自分の商売を放棄するくらい
してもらわないとな。

あんたの客は全部僕のものにして
なおかつ、足らない分は払う。

そんなバカなことをしてくれたわけだ。

何様のつもりかと思うなかれ。
現実に支払いは待つてはくれない。

人に辞めろというなら
全額弁償だろう。

金を払わないで済ますなら
虫が良すぎるというものだ。

仮に僕にかわって僕を自己破産させて
支払いを逃れさせたとしても
それは私の信用を著しく棄損したことになる。

カードもリースも何も組めなくなったら
新たに商売もくそもあるまい。

彼らはそこまで考えたのだろうか。
浅知恵とはそういうことだ。

実にバカげたことをしてくれたものだ。
どうやって、落とし前をつけるつもりなのだろうか。