従業員数が100名程度の会社に、数年前に電子媒体による届出をお勧めした処、大変に喜ばれ、それ以後は電子媒体で賞与支払届、算定基礎届などをおこなっています。ただし、当時の問題は、使用できる電子媒体がフロッピーディスクでなければならないという制約です。当時からフロッピーは余り使用している会社はなく、CDでさえ時代遅れとなり、ステックメモリーが中心になりつつありました。当時市販されていたパソコンもCD読み取り装置はついていても、フロッピー読み取り装置はついていないのが当たり前となっていました。そこで、その会社では外付けのフロッピー読み取り装置を購入してもらい、届出用のフロッピーを購入するのに難儀しながら手続きを行っていました。
そして今年12月の賞与支払届が届いたので会社に持参した処、会社の総務の人が開封して「ワ~、今回からCD-RWになっている」と歓びの声を上げていました。しかし、この会社は基金にもフロッピーで届出していたので、基金にもCDで良いのかを確認する必要があります。実は、この基金とはフロッピーでの届出に関して一悶着あったのです。
ヤレヤレ、また基金と年金事務所に問い合わせをしなければなりません。だって説明書も何も入っていないのですから・・・。

一方の電子申請ですが、雇用保険資格取得届のメニューが変更になったようので、電子申請相談窓口に操作方法の問合わせをしたら、一発解決しました。なんと電子申請ソフトをメインテナンス中なので日曜日の24時まで使用ではないことが判りました。民間の会社でこんな状態のときには、メニューに「現在メインテナンス中のため〇〇日××時まで使用できません」と表示されるのが常識だと思いますがネ・・・!!
こんなことやってたら、電子媒体も電子申請も普及しません!!基本的な考え方が間違えていると私は思います。