以前から給与計算を受託している企業ルールが一部変更になったので、今朝からタイムカード集計表の再設定をしていました。
エクセル表を元に関数を使って集計させるのですが、会社ルールが変更されると、この関数を変更しなければならず、結構大変な作業になります。今朝からやり始めて、やっといま終わりました。
途中で新しい関数を設定したものだから、PCが容量不足になりエラーばかりを起し始めたため、何度も再設定をするハメになってしまいました。そろそろマクロ機能を使わないと無理なのかもしれません。
しかし、一端出来上がると、毎月のタイムカード集計作業が楽になりますから、後日のためにもやり遂げる必要があったのです。

私が受託するまでは、専務が捻じり鉢巻きをして毎月の給与計算をされていました。毎晩12時近くまで作業をして、所要日数は5日(延べ所要時間数約40時間)かかっていました。そして、その原因が自社独自のルールが沢山ある為にタイムカード集計が煩瑣なものになっていることに気づかれていませんでした(他社を知らず自社しか知らないので、何がボトルネックになっているかが解っていなかった)。
それが私が受託して、エクセル関数表を活用するようになってからは、所要日数は3日(延べ所要時間数約5時間)で出来るようになり、振込指定日にも余裕をもつことができるようになりました(独自ルールで関数化できないものもあるので、時々ミスもしていますが・・・)。しかも、会社の専務さんは私が集計した結果を再確認するだけの簡易な仕事に変容したのですから大喜びです。専務の時間単価を考えると、私への給与計算外注費はタダ同然のものです。こうして、この会社の内部事務合理化が一歩前進したのです。
また更に、社員さん達も専務ではなく社外専門家である私が事務処理をしていますから、不正はないと安心されています。
タイムカード集計表はその大元になるものですが、ミスがあってはならず、社会保険労務士としての本領の発揮しどころなのです。

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