責任者が新任の会社で労災事故が発生したという電話が入った。責任者は新任だし労災の経験がないとのことで電話の声が狼狽しているようだったので、直ちにお伺いした。事故は右手の平を二針縫う程度の事故で休業はしなくても良いということであった。
そこで、今後のために労災の基本知識を手短に教授した。結論としては、止むを得ない場合を除いて労災指定病院を利用すること、事故が発生したら直ちに私に連絡をすること、そして事前に現場から労災発生状況報告書を提出させておくことの三点に尽きることをお伝えした。新任責任者の認識で間違えていたことは、アルバイト、パートタイマー、嘱託従業員は労災の対象にならないと思っていたことだ。そこで、焼肉屋の学生アルバイト君がアルバイトの初日の3時間経過した時点で肉のスライサーで自分の指の指をスライスしてしまった実話をお話しし、このときにどんな給付が利用できたかを説明した。
毎年のことだが、いま位の時期から9月末前位までは労災事故が多い。やはり夏バテと睡眠不足から注意力が散漫になっているせいかもしれないナ。

しかし、顧問先の労災は兎も角として、私は昨晩、おおきなデキモノが潰れて出血してしまい大騒動だった。今でも痛い。ヒトのことより、わが身を心配しないといけないナ!!