在職中の社員が深夜に自宅で死亡し、今日、葬儀があった。葬儀の直後に会社から電話でその旨の連絡があって知ったのだが、過重労働が原因となった死亡ではないかという噂があるため、会社はかなり神経質になっていた。
しかし、よく事情を聴いてみると、出張が多くて過重労働だったのは十年以上前の話しであり、その後その社員は腎臓障害となり透析を繰り返していたため、所定労働日数の半分も出勤しておらず、会社も戦力としては全くあてにしていなかった状態らしい。
念のため、明日、定期健康診断の結果と直近のタイムカード数か月分を調べてみるつもりだが、過重労働が原因となった死亡ではなさそうだ。ホッとした!!
ただし、こういう時は、会社がご遺族にどう対処するか、その初期動作が非常に大切であり、また在職中の他の社員も会社の対応を冷静に見ているから、十分に思慮ある行動をとるように責任者にはお話しした。
そして、私が過去経験した事例として、労災事故で社員が死亡した場合に会社がどのように対処したか、参考までに数例お話ししておいた。