心の病で休職の教員 依然高水準
 
・・・02年比 約2倍の高水準・・・
 
 
鬱(うつ)病などの精神疾患で2011年度に休職した公立小中高校などの教員が5274人と前年度に比べ2.4%減ったことが24日、文部科学省の調査で分かりました。
 
 
2年連続の減少で、都道府県が相談窓口を設けるなど心のケアを強化したためとみられますが、同省は「心を病む教員数は依然として高水準、一層の支援策が必要」としています。
 
 
精神疾患の休職者のうち50代以上が38.6%、40代が32.5%を占め、年齢が上がるにつれて学校行事の取りまとめ役になるなど負担が増し、ストレスがたまるケースが多く、いじめ問題や保護者への対応などで多忙感が増していることも背景とみられます。
 
 
45.3%は、新しい学校に移ってから2年未満で休職しており、新しい職場になじめず、相談相手がいないことが影響しているとみられます。
 
 
精神疾患の休職者は09年度の5458人をピークにやや減少しましたが、02年度と比べると約2倍の高水準で、文科省は、相談しやすい雰囲気をつくるために経験豊富な教員を「メンター教員」としたり、復職支援のために段階的に訓練を施したりするなど対策を強化しています。
 
 
 
 
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