過労でうつ病自殺 労災認定  

・・・システムエンジニアの29歳男性社員・・・ 

・・・前月の残業時間 136時間・・・

 

コンピューターのシステム開発などを手がけるピーエスシー(東京都)のシステムエンジニアの男性社員(当時29)が2011年に自殺したのは「長時間労働によるうつ病が原因」として、大田労働基準監督署が労災認定したことが31日分かりました。

 

男性は06年に入社し、システムエンジニアとして大田区内で勤務していましたが、プロジェクトリーダーに就いた10年11月ごろから労働時間が急増し、11年6月に自殺しました。

 

弁護士によりますと、労基署は、男性が11年5月下旬にうつ病を発症したと判断、発症4カ月前の1カ月の残業時間が、前月の倍以上の136時間に急増し、2週間以上連続して勤務していたことなどから労災と認定しました。

 

弁護士は「ここ数年、若いシステムエンジニアの過労自殺が後を絶たない。過酷な労務環境の改善が求められる」と述べています。

 

 

 
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