非正社員 最高の35% 

 

・・・失業1年以上109万人・・・

 

 

総務省が20日に発表した2011年の労働力調査によると、雇用者のうちアルバイトや派遣などの非正規が占める割合は35.2%となり、前年に比べ0.8ポイント上昇したことが分かりました。

 

 

非正規の比率は2年連続で過去最高を更新し、失業期間が1年以上の完全失業者も109万人と依然として高水準で、厳しい雇用環境を反映しています。

 

 

調査は東日本大震災の被災3県を除いた全国ベースで、10年の数値も3県を除いて算出しました。

 

 

企業から雇われた雇用者(役員除く)は前年比23万人増の4918万人、非正規が1733万人で48万人増えた一方で、正規は3185万人と25万人減りました。

 

 

非正規を雇用形態別でみると、パート・アルバイトが33万人増の1181万人、派遣社員も27万人増の340万人となっています。

 

 

企業が人件費を減らすために、正社員の採用を抑え、パートなどに切り替える傾向が続いていことが窺えます。

 

 

「長期失業者は08年のリーマン・ショック以降に急増し、その後も高水準で推移している」(総務省)といい、労働市場での失業者の長期滞留が深刻化しています。
 

 

 

 

 

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