総合型厚生年金基金 脱退急増

 

・・・日経新聞報道 8/27・・・

 

 

日経新聞(827日報道)によりますと、業種が同じ複数の企業が加入する「総合型厚生年金基金」から脱退する上場企業が増えていることが分かりました。

 

 

今年7月までの1年間に脱退を発表した企業数は11社と前年の4社から急増しました。

 

 

年金基金は株価下落を背景に運用利回りの悪化が目立ち、積立不足を穴埋めするため追加の資金負担を求められるリスクが高いとみて脱退の動きが広がっているとのことです。

 

 

 脱退する場合、脱退時に支払う予定の特別掛け金を支払う必要があります。

 

 

 脱退時の特別掛け金が数十億円に膨らむケースもあります。 

 

 

厚年基金から脱退した企業は確定拠出型年金を導入したり、退職時の一時給付金を増額したりするケースが多くみられます。

 

 

 昨年12月には厚生労働省が48の厚年基金を財政健全化が必要な「指定基金」に指定しましたが、財政悪化が目立つ中、同様の動きが増えそうです。

 

 

 

 

 

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