前回に続き、【パパ・クオータ制度】について・・・

今回は『スウェーデン』について、お話したいと思います。

スウェーデンでは、95年にこの【パパ・クオータ制度】が
導入されていて、06年の合計特殊出生率は1.85%となっています。

スウェーデンにおいては、母親・父親合わせて480日ある育児休業期間のうち、各々60日分を 『パパ・ママ・クオータ制度』として
割り当てられ、取得しなければ消滅する仕組みとなっています。

この甲斐あってか、父親の育児休業取得率(パパ・クオータ制度による)は約8割になるそうです。

日本の男性の育児休業取得率は、05年度に比べると約3倍になったとは言え
07年度で、1.56%とまだまだ低い結果となっています。

今回の改正によって、もう少し改善され、男女共に育児に参加し
女性の社会進出の妨げにならないようになってほしいものですね!


【引用 毎日新聞】