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図書館司書ら半数超が非正規 低賃金 職員の質低下懸念
8月8日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

全国的に図書館が増える中、蔵書の選定などを担う専門職の司書と司書補の非正規職員化が進んでいる。

複数の非常勤や臨時職員の実働時間を合わせ年間1500時間で司書・司書補1人分と換算すると、非正規職員数が正規職員数を上回り、半数以上を占めている計算。

1998年度に1館当たり3.1人いた正規職員は、2008年度に2.1人まで減少している。


地方自治体は図書館の新設のほか、土日や夜間の開館などでサービスを拡充しているが、財政難が重くのしかかり、人件費を抑えられる非正規職員の増員や業務の民間委託を余儀なくされているため。

関係者からは「図書館の数が増えても、質は低下しかねない」と懸念の声も上がっている。


全国の図書館やその職員でつくる日本図書館協会(東京)によると、全国の図書館は1998年度の2524施設から、2008年度は3126施設(公立3106、私立20)に増加。

一方でこの間、正規職員の司書と司書補は7941人から6576人に減少し、複数のパート勤務などを合算した実働が計1500時間で1人と換算した非常勤・臨時職員数は、2768人から7459人に急増した。


例えば、東京都教育委員会が所管する3図書館(1館は09年度から千代田区に移管)では、正規職員の司書と司書補が全体の4分の1に相当する計36人減った。

都教委は検索システムの普及に加え、「本の出し入れなど司書以外でもできる仕事は(低コストの)外部の民間企業への委託を進めてきた」という。


こうした傾向に対し、市民団体「東京の図書館をもっとよくする会」の小形亮さんは「コスト削減ありきになっている」と批判。

「司書の資格があっても賃金が安く、定着しない。長い目で見れば、職員の力量が下がる」としている。

                   ◇

【用語解説】司書

図書館で、貸し出しや購入する本・雑誌の選定、目録の作成、利用者が資料を探す際の助言などを行う専門職。
図書館法で規定された国家資格で、大学で所定の単位を履修して取得するが、図書館に司書を配置することは義務付けられていない。
司書補は司書のアシスタント役で、講習を受けて資格を取る。



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