皆さんにはまったく理解できないかもしれない。

それは、以前から主張している
事業主負担をゼロにする方法。

NHK解説委員の言うのも解らないでもない。

しかし、長年社労士をしてきて
ちまちま、パートを20時間から厚生年金に加入
などとしても、抜け道を探るやつは必ず
現れるのである。

それなら、極端な話全員が厚生年金
その方がすっきりしている。

事業主は事情主負担があるから
厚生年金を嫌うそれだけの話だ。

支払を5年遅らせるあるいは10年
遅らせるそれもひどい話だ。

民間に65歳定年を押し付けても
おそらく国や地方は守らない。
どうしても再就職だのという話がでで来る。

運がいい人は国会議員なんてのもいるが
それとても実に少ない話だ。

すべて税金にするのもいきなりは無理だが
いいとは思う。

しかし、それも消費税でというのは
ちょっと無理なのではないか。

基礎年金と二階は厚生と共済年金
に比べて所得比例の国民年金を載せる。

この案も所得自体が把握できまい。

ということは、一番すっきりしているのは
以前から主張するように
事業主負担を無くしてしまう。
当然年金半分になるが
その上に、オプション年金をかぶせられる。
それは所得比例でもいいと思う。

また、必ずしも所得比例でなくても
希望者が入れる国民年金基金のような
欲しいだけかけられる年金を載せる。

もちろん、強制加入であるが、
収入がないものは
免除と支払が選択できる。

終身年金だから、生きている間は
年金を貰いながら保険料も払う。

これなら、保険料も抑えられるだろう。

勤め人だから事情主負担その発想は
そろそろ捨てた方がいいかも知れない。

私が保守だから言うのでもなく
私はどちらかというと革新に近い
政治信条である。

その私が、それがいいなと長年
社労士をし年金問題を見てきて
出てきた結論である。

お前は頭がおかしいと思われても構わない。

社民・共産・公明・民主系統の考えでは
決して経営者と労働者の対立はなくならず
年金問題は解決しない。

30時間を20時間にしたところで
抜け道は絶対あるのだ。

無くても、私ども社労士などが
悪巧みすればある程度ごまかせる。
それでは何の問題の解決にもつながらないのだ。

年金は半分になるが、強制加入で上乗せ年金を作る。
保険料が上がるから、終身年金とする
上乗せ年金に強制加入。
金がない奴は免除申請。

それがいいと思う。

定年延長も役所が守らないなら意味がない。