社労士会は冷たいしねもうからないので、
国民年金基金設立の時には入らず
数年して広島県の国民年金基金に入った。

その時は、どこの県に行こうと社労士会は不滅との話だったが
この度、高齢化や事務効率化のため
窓口がなくなるらしい。

全て東京の事務センターに統一されるらしい。

その通知が先日届いた。

また、社労士会を馬鹿にしたり、
逆らうのかと思われてもいけないので、
今まで黙っていたが
基金に入るほど設けている先生も少ないだろう。

国民年金基金はありうるが、厚生年金基金は
あまり入ってくれないと予想していた通りなのだと思う。

金があっても、従業員のために
あんまり入りたくないのは社労士でも同じだろう。

年寄りは多くて、若いものはあんまり金がない状態は
どこの業界でも似たようなものだから
仕方ないといえる。
 

職域のエゴは通らないくらい高齢化率と

保険料の金額の拡大は防げないということだ。

医師会くらいしか無理なのは当然だ。

国民年金基金ではなく国民健康保険組合も

大体無理なものだ。

クラウンカンパニー以外、社会保険事業を経営するのは
無理なのに職域のエゴを持ち込んだから
こんなことになるだけの話だ。

だから、以前から私が主張するように
厚生年金に個人が入れないのがおかしい。
たとえ年金が半額になろうと
職域で区切ること自体もはやできない時代になってきたことの
証ではないだろうか。

社会保険を辞めろとは言っていない。
続けるにしても、できるだけ一元化すべきで
職域のエゴはできるだけ排除しない限り、
階級闘争や、アメリカのような血も涙もない制度に
明るい未来はないと言っておこう。

もはや、医療機関自体が、社会保険で食っている現実に
目をつぶって、民間にしようとしたり、
社会保険自体を辞めてしまえなどということは
出来ないのである。