皆さんもご承知のように、現在国民年金は20歳から60歳までの40年間が原則加入期間です。でも40年間すべては難しいので最低25年間加入すると年金を受け取ることが出来ます。

 でもこの25年が中々難しい。

 最近年金事務所を訪れ相談される方で、この25年が満たしていなくて年金が受け取れない、というご相談が多いです。

 昭和61年までは、2号被保険者の配偶者の方は任意加入と云う事で、いわゆる"カラ期間"をカウントして25年をクリアすることが出来るのだが、最近のご相談者は、1号被保険者すなわち自営業の方たちで、例えばご主人は払っていたが奥さんが払っていなくて10年間が丸々未納と認定されて15年間が『払い損』という結果の方や消えた年金記録が見つかったけれどまだあと10カ月足りなくて65歳までに任意で納めてもらわないと足りないという方も。

会社勤めの方は、25年間務めるのは今定年延長も有り、そんなに難しくありません。
 でも自営業の方は毎月確実に納めないと常に滞納の危険が待っています。
今は、年金定期便や年金事務所でも簡単に自分の加入記録が確認できます。将来貰えないという事がないように常々自分の加入期間を確認してください。