「年金切り替え漏れ」 過払い分差し引き支給

 

…民主党 ワーキングチーム・・・

 

 

専業主婦らの年金切り替え漏れ問題への対応を検討している民主党のワーキングチームは26日、既に年金を受給している世代でも現役時に切り替え漏れがあれば政府方針を適用し、今の年金額から過払い分を差し引いて支給すべきだとの考えで一致したことが分かりました。

 

 

過去に受給済みの過払い分についても、負担の軽減をしたうえで返還を求める意見が多く出されました。

 

 

ワーキングチームは5月の大型連休明けに見解をまとめ、細川厚生労働相に提言する予定です。

 

 

 勤め人の夫の扶養を受ける妻ら「第3号被保険者」(3号)は、保険料なしに将来年金を受給できますが、夫の退職などで「第1号被保険者」(1号)に変われば市町村に届け出、毎月国民年金保険料(11年度1万5020円)を払う必要があります。

 

 

1号への切り替えをせず、保険料を払ってこなかった人への対策として、政府は3月、切り替え漏れ期間を年金加入期間に算入する一方、将来の給付額には反映させない方針を示しています。

 

 

これを、既に年金を受給している人にも適用するか否かが焦点となっています。

 

 

 受給世代に関しては憲法の財産権の観点から給付削減は難しい、との見方もあるものの、26日のワーキングチームでは、現役同様、受給者も今後の年金から過払い分を減額すべきだとの考えで一致しました。

 

 

ただ、既に受給済み分の返還に関しては、高齢者の生活に配慮して実施するよう求める意見も多く出されました。

 

 

 

 

 

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