過労 急性アルコール死 約6千万の命令

 

・・・会社側に賠償命令 東京地裁・・・

 

 

東京都品川区のソフトウエア開発会社「フォーカスシステムズ」のシステムエンジニアだった男性(当時25歳)が急性アルコール中毒で死亡したのは、会社側が過労を認識していたのに適切な措置を取らなかったためだとして、両親が同社に1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁でありました。

 

 

上田裁判長は、過労と死亡との因果関係を認め、同社に約5960万円の賠償を命じました。

 

 

 判決によりますと、男性は2006年9月、無断欠勤して京都市に向かい、河川敷でウイスキーなどを多量に飲んで死亡しました。

 

 

死亡前の2か月の時間外労働はいずれも100時間を超えており、判決は、過重な業務で精神障害を発症し、過度の飲酒に至ったと認定しました。

 

 

判決では「上司らは長時間労働を把握していたのに指導や支援を怠った」と判断しました。

 

 

 同社は「判決を精査し、対応を検討したい」と述べています。

 

 

 

 

 

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