広島県の新しい最低賃金は710円と決まり、平成23年10月1日から適用されます。
現在の704円の最低賃金でも既に繊維産業等では経営が行き詰った企業が発生していますが、最近の極端な円高により、海外からドンドンと安い製品が輸入されると、国内の高い賃金ではモノづくりができなくなってしまいます。海外に製造拠点を移すか、廃業するかの選択を迫られてしまいます。高付加価値製品をつくると言っても、依然としてデフレ傾向が根強く残る国内市場では限界があります。