私は「会社を元気にする社会保険労務士」がうたい文句ですが、たまには個人の障害年金も勉強のためにお手伝いします。前回、個人の障害基礎年金の手伝いをしたのが6月だから、「たま」と言えるかどうかはわかりませんが・・・!!

ある社長の紹介で障害基礎年金の請求手続きを手伝うことになった人から広島市発行の障害者手帳コピーと年金調査の委任状が届いたので、障害者手帳のことを知るために今日は広島市中区役所に行きました。
この方は精神障害を事由とした障害者手帳を持っている事、そしてその行政サービスには色々なものがあり、その中でも自立支援サービスがお勧めであることを教えて貰えました。
また、お恥ずかしい話しですが、介護保険の実務がよく判らないので、区役所の別の窓口に行って、どうすれば介護保険が利用できるのかを教えて貰いました。この人は50歳だけれども、精神障害は介護保険が指定する傷病ではない為、初老時の認知症の診断が貰えると介護保険が利用できるようになる可能性があると教えて貰えました。実はこの人が本当に必要としているのは「日常生活を支援してくれる人」なのです。
色々と勉強になる一日でした。
早速、ご家族の人にメールでそのことをお伝えした処、大変に参考になりますと感謝されました。
さあ明日朝は年金事務所に行って、この人の障害基礎年金の手続きについて知恵を授かってくる予定です(コッチが本番!!)。20歳前傷病とするか、一般の障害基礎年金とするか、ご本人の納付要件を調べてから判断することにします。