9月1日に入社した60歳以上の人は、前職で8月31日まで在籍していたそうだから、1日の空白期間も無いので当然に新しい会社でも高年齢雇用継続給付金が貰える。
前の会社は偶数月が支給申請時期の会社なので、次回は10月に8月と9月分の手続きをする申請書類となっている。一方、新会社は奇数月が支給申請時期の会社だから9月と10月分を11月に支給申請手続きをする。新会社の申請用紙は、雇用保険の資格取得届を行うと、資格取得届(控)と一緒にハローワークがくれる。
ご本人は全く意味を理解されていなかったが、8月に振り込まれた給与までは前会社が手続きを行い、9月に前会社から8月分の給与が振り込まれたならば新会社が9月に支払う給与と合計して9月に支給した給与として10月分と一緒に11月に支給申請を行う。そのため、9月に前会社からもらう給与明細書のコピーを貰いたいとお話ししたのだが、中々意味を理解されなかった。60歳以降で転職すると複雑だから一般の人に理解してもらおうという方が無理か・・・!!
昨日は、50歳を超えた人が転職し、地方税が二重徴収されないか?という質問をうけた。
やはり、若い時から転職せずに一つの会社で勤務し続けた人々にとっては、地方税にしても、高年齢雇用継続給付金にしても、それまで総務部に頼りっぱなしだったのだから、自分で判断しなければならない状況になるとかなり不安な様子だ。精神的に自立される良いキッカケになれば良いのだがナ・・・!!