おはようございます。松田です。
土曜日も仕事をしてます。
 今日は、「朝礼での話を部下が聞いてくれない。」という社長の話です。
 
 人がコミュニケーションを取るとき、相手の人柄や親しみやすさをどこで判断しているのでしょうか?

 また、どのような人の話に、聞き手は引き込まれるのでしょうか?
 
 これを研究したのが、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンです。
 
 表情や態度といった、目からの情報が55%
 口調や声の大きさといった、耳からの情報で38%
 話の内容は、7% 

 という研究結果がでました。

 これを、メラビアンの法則といいます。

 この社長さんは、
朝礼で話すのだから、「タメになる話をしなければ!」と、話のネタを常に集めていました。
 
 でも、メラビアンの法則で考えると、タメになる内容の話でも、話す人に自信がなかったり、声に力がないと、聞くほうは、話に引き込まれないのです。

 内容よりも、堂々とみんなに聞こえる声で話すと、聞き手が引き込まれていきます。