勝山公園…と言っても、地元の人しか分かりませんか…。
北九州の桜の名所のひとつです。

先日、家内と出かけてみました。
まさに満開。絶景でした。

例年、梅の季節、桜の季節には、
名所と言われる所に出かけているのですが、
絶好の見頃に遭遇する事は、4.5年に一度でしょうか。

花の盛りは一瞬です。
早すぎたり、遅きに失したりです。

お蔭さまで、今年は幸せなひと時を過ごすことが出来ました。

沢山の方が、花見に来られていましたので、
皆さんも同じ思いだったと思います。

さて、いよいよ4月が始まりました。

労働法令においても、

5年以上の有期雇用契約における無期契約の義務化(改正雇用契約法)、

65歳までの雇用延長の義務化(改正高年齢者雇用安定法)、

特別支給の厚生年金保険の61歳支給開始(60歳以降の無年金者問題)等々。

新年度の開始とともに、
企業は従業員の処遇、就業規則、労働協約等の見直しを迫られています。

また、従業員の高年齢化の一方で、
10年後には現在より400万人もの労働者が減少すると言われています。

有能な労働者の確保の問題も、
深刻さを増すと思われます。

当然、高年齢者の適正賃金設計による
モチベーションの維持なども重要なテーマです。

一方、雇用関連の助成金も大きく見直しが進んでいます。

以前にもご報告した従来の助成金の統廃合は、
ほぼ準備が完了しました。

新年度に向けての助成金の主要なテーマのひとつは、
労働者の育成雇用です。

従来の教育訓練関連の助成金が、
根本的に見直され、
正規社員と非正規社員に大別した助成制度が準備されました。

さらに、35歳以下の若年者の雇用の安定を確保するべく、
若者を対象にした助成金が新設されました。

その他、雇用促進税制の強化、

積極的な設備投資に対する減税制度、

報酬増加企業への減税制度など、

雇用の安定と労働者の生活レベルの向上に向けた
取組が進んでいます。

各企業に於かれましたも、

これらの制度を柔軟にかつ的確に活用しつつ、
法令の改正に対応して頂きたいものだと考えています。