2012年 1月の記事一覧

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12年01月20日 21時20分12秒
Posted by: kimi530706
広島県の新しい最低賃金は710円と決まり、平成23年10月1日から適用されます。
現在の704円の最低賃金でも既に繊維産業等では経営が行き詰った企業が発生していますが、最近の極端な円高により、海外からドンドンと安い製品が輸入されると、国内の高い賃金ではモノづくりができなくなってしまいます。海外に製造拠点を移すか、廃業するかの選択を迫られてしまいます。高付加価値製品をつくると言っても、依然としてデフレ傾向が根強く残る国内市場では限界があります。
12年01月20日 16時49分18秒
Posted by: kimi530706
先日、給与規程の変更を依頼された酒蔵の変更希望理由が解明できました。蔵人(季節雇用)の人を常用雇用に変更しようとしているのですが、蔵人は日給制であり、しかも季節雇用ということなので日給が高めになっているのです。この人を通年雇用に切り替えて月給制にしようとした際に、高めの日給を根拠として月給を決めると閑散期に瓶詰作業をしてもらうときの給与が異常に高くなってしまうし、かと言って瓶詰の人達の時給を月給換算して給与を決めると蔵人として繁忙期に働く給与が異常に安くなってしまうので、迷いの坩堝に陥られたのです。
しかも、この会社は1年単位の変形労働制を採用しており、繁忙期に蔵人として仕事をするときには休日が法定休日程度と少ないので閑散期の休日日数を増やす必要があるため、他の月給者と極端な格差がでてしまうのです。
その他色々なことをお聴きした結果、給与規程を1人の蔵人のために変更するよりも、この人が蔵人として仕事をする期間と瓶詰を職務とする期間とに分けて、それぞれを別途の有期雇用契約とするか、または期間の定めは無い雇用契約にして仕事内容(季節により明確に区別できる)により所定給与に格差をつける等の処置をする方が適切ではないでしょうか?と提案しました。
12年01月20日 06時40分01秒
Posted by: kimi530706
松下幸之助さまの妻の松下むめの様の物語です。無一文から商売を始めて、世界の松下電器(現パナソニック)をつくった人の奥様のお話しで、1カ月位前にテレビ放映されたのですが、テレビを観ない私は本で読み久しぶりに感動しました。
『人生は誰かからもらうもんやない。自分で切り開くもんや。人からもろたもんは、すぐになくなってしまう。自分で手に入れたもんは、簡単には失わん。その心構えをもっときや』という言葉が特に印象的でした。
また、いままで読んでいた松下幸之助さまの歴史の中には出てこなかったことが書いてあり参考になりました。特に、むめの様が企業の成長と伴に自らを変貌させていった経緯が印象的でした。
書籍『神様の女房』 著者:高橋誠之助  出版社:ダイヤモンド社
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12年01月19日 01時51分05秒
Posted by: kimi530706
「うつ病」に罹患して欠勤している従業員さんで、今後の進退が不明な方と面談をしました。お話しをお聴きして、「うつ病」となったのがわかるような気がしました。
会社では売上目標や集金のこと他でガンガンと上司から言われ、自宅に帰ると奥さんからガンガン言われ、更には実家のお兄さんに何かあったらしく実家からは実家のある三次市に帰って家業を継ぐように言われ、全く心の休まる場所が無くなっていらっしゃる様子でした。ご本人が気付かないうちにストレスが蓄積してしまったようです。
年休を先月で使い切っていましたから、先月分から給与は激減し、今月分からは全く無い状態となっていましたので、まずは傷病手当金を申請することをお勧めし、療養に専念することをお勧めしました。
そのうえで、今後どのようにされたいのかをお聴きした処、11月末で退職したいというご意向でしたので、退職願の用紙を渡し、署名捺印して会社にFAXするか郵送するように
お勧めした処、快諾されました。働いていたときに本人が会社の人に色々な話しをされていたので、会社としても本人の本意が掴めずに困っていたのです。
本人の辞意を会社に伝えた処、11月末退職の件は合意するとのことでしたので、直ちに本人にその旨を伝えました。これで民法上でも辞意は有効となりました。
ヤレヤレ一安心です。しかし、この会社の会長は私の対応の速さにビックリされていました。なんでも、社内では2週間以上、この件が問題とされていたそうなのですが、誰も具体的な行動をとらないので問題が宙に浮いてしまっていたのです。それが私に依頼したら翌日には解決したのでビックリされたとのことです。
やはり何事も立ち竦んでいるのが一番良くないことで、「当たって砕けろ」と覚悟を決めて相手と対峙すると必ず道は開けてくるものですネ!!
また更に、知っていても使ったことがない知識は役に立ちにくい。「知識は使うことでブラッシュアップされて知恵となるが、使わなければ錆びついて弊害をもたらす」が持論です。そして更に、「知っていても使わない害」のことをPFドラッカー先生は「知りて害をなすな」と指摘されています。知っているのに使わないことは、いわば悪意があるのと同じ効果をもたらすと思ってします。そのため、今回も傷病手当金のことは当然のこととして、「うつ病」に関する知識と経験をフル活用しました。
12年01月18日 04時02分00秒
Posted by: kimi530706
ある顧問先に賃金台帳を返却しに行って帰路についていたら、携帯電話で「高額医療費の用紙を今もっていたら欲しいのですが・・」という問い合わせがその会社からありました。従業員で入院した人がいることなど全く聞いていなかったので、直ぐに鞄の中に入れ持ち歩いている予備の書類を探しましたが、流石に高額医療費の申請用紙は持っていませんでした。
数年前から限度額認定制度が利用できるようになり、入院する前にこの手続きをしていたら高額医療費を立替払いしなくても良くなったので、最近は高額医療費の用紙が必要となることはほとんどなくなっていたからです。
そこで、電話で限度額認定制度の概略説明をしましたが、既に退院されているとのことだったのでこの制度が利用できないことも解りました。
その為、事務所に帰ってから高額医療費の申請書をネットからダウンロードして、その企業に転送しました。そうした処、その会社は早い処理に吃驚されていました。この企業の担当者はインターネットを余り利用したことが無いのです。

本日のその他の件は別ブログをご覧ください。
12年01月18日 03時58分02秒
Posted by: kimi530706
賞与決定のシーズンです。人事考課が必要とされます。賞与を貰う方は嬉しいだけかもしれないけれど、評価する人にとっては「人が人を評価する」という辛い仕事をしなければなりません。しかし、組織が成長するためには避けて通ることができない仕事です。
今日は来期から新しい人事考課表の使用を開始されたいという会社の取締役会に出席して賞与決定の手順を半日見学してアドバイスしていました。
そして残りの半日と昨日は、その会社用の新しい人事考課表を作成していました。とはいってもたたき台です。このたたき台を基にして、会社のプロジェクトチームでブラッシュアップし、その会社オリジナルの人事考課表を創り上げます。
このときに私が特に気を配るのが、いかにして「会社の価値観」を人事考課表に中に折り込んでいくかということです。
書籍にあるような恰好の良いものではなく、泥臭い手順で、その会社の差別化に役立つような人事考課表を手造りしていきます。
ただし、50人未満の会社のように従業員の名前と顔が社長の頭の中で全て一致するような規模の場合には、下手に人事考課表で評価しようとせずに、従業員を1番から50番までの順位に並べ、何故その順位になったか、後から理由づけしてもらうようにお勧めしています。この規模の企業の場合は、下手な人事考課表で評価するよりも社長ほか2名程度の評価者が順位表を持ち寄り、それぞれの違う点を説明のうえ最終順位決定をするほうが正しい評価結果となることが多いようです。そのため、業種にもよりますが、50名規模未満の会社には人事考課表などつくらない方が良いとお話ししています。
12年01月04日 20時28分05秒
Posted by: kimi530706
お正月中に色々と考えた末に、平成24年1月4月からこのブログを休止して下記のブログに統合することにしました。申し訳ありませんが、今後の記事は下記ブログでご覧くださるようお願い致します。短い間でしたが、このブログを見て頂きありがとうございました。
  活動全般・・・http://kimi530706.blog.fc2.com/
  告 知・・・・・http://www.msr530706.jp  これは上部がホームページ、下部がブログになっています。
  経営図書・・・http://www.km-msr,blogspot.com/
12年01月03日 19時38分01秒
Posted by: kimi530706
先祖墓がある向島(尾道市)の菩提寺入口の石碑です。中学生の頃だったように覚えているのですが、この石碑を読んで感激しました。   
        我がやらねば誰がやる! 今やらねばいつ出来る!
十年ぶりに先祖墓にお参りして久しぶりに観ました。やっぱり良い言葉ですネ。
後1年で60歳になろうとしている我が身に堪える言葉です。今年の私のスローガンにして頑張ることにします。
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12年01月02日 21時42分21秒
Posted by: kimi530706
毎年、お正月を利用して確定申告の準備をします。1年間の売上と経費をソフトに入力して・・・!!これが結構大変なんです。そして、合間で気分転換にパソコンのデータをバックアップしていました。
仕事が始まると出来ないことを正月中にやっとかなければ・・・!!気は焦れど、気分が正月気分のため集中力に欠けるので捗りません。
正月を利用してこんな本を読んでみました。数年前にある人に勧められて「論語と算盤」の原本を読んだのですが、睡眠薬の変わりとはなりましたが理解できませんでした。しかし、この解説書なら現代語だし何とか理解することはできました。
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この本やPFドラッカー先生、松下幸之助爺の教えからすると、会社というコミュニティの中に契約という概念をアメリカ流に持ち込むから会社と従業員さんとの関係が変になると考えられます。
12年01月01日 21時36分36秒
Posted by: kimi530706
私は年寿無休としていますが、事前アポイントが無い場合には元旦は休業して菩提寺にお参りをしています。
今年は、東京の大学に行っている息子は帰ってこないし、娘はインフルエンザに罹ってしまったので、一人で菩提寺の不動院にお参りして、その後で十年ぶりに父の故郷である向島(尾道市)の先祖墓にお参りに行くことにしました。
尾道市の尾道ラーメン店の前では、元旦から空席待ちのための行列ができていました。
尾道市(本土側)から向島までは川幅(約200m程度)のような海峡(尾道水道)があり、いまではほとんどの人が自動車を使って橋で渡ってしまいます。しかし、今日は良い機会だから子供の頃よく乗ったフェリーで渡ることにしました。そのかわいいフェリーの写真を添付しています。フェリーは海峡から川に入り、桟橋に接岸しようとしている状態です。フェリーの左右は造船所ですが、受注がなくて困っているという話しをきいたことがあります。null
そして返り道の尾道市と三原市の中間あたりから、私が一番好きな海を写真にしました。左側が向島で、中央奥が因島です。曇っていたので写真ではハッキリと写っていませんが、向島と因島の間はつまなみ街道の一つの因島大橋で結ばれています。天気の良い日にのんびりとこの海を眺めているとと長閑な気分になれます。
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