平成23年度の未払残業代は146億円!!

こんにちは
相模原市のママさん社労士ブログへの
ご訪問ありがとうございます☆

先日、厚生労働省から平成23年度に労働基準監督署からの指導により
1企業あたり100万円以上支払われた事案の割増賃金の合計額が146億円!!
と発表されました。

是正企業は減少しているのに、支払総額は2年連続で増加しました。

【是正企業】1,312企業
【対象労働者】11万7,002人
【支払われた平均額】1企業当たり1,113万円/労働者1人当たり12万円

さらに・・・
割増賃金を1,000万円以上支払った企業が117企業で全体の8.9%!!

そして・・・
1企業での最高支払額は「26億8,844万円」(建設業)
続いて「9億8,207万円」(金融業)「7億5,687万円」(小売業)の順

厚生労働省発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002lrsc.html



平成23年度から、全国展開している企業に対する指導を
強化したため、支払総額が膨らんだようですが、
いきなり、この金額を支払わなくてはならなくなった時を
考えるととても恐ろしいですよね。
最悪、倒産の危機に・・・


労働基準監督署は、労働者などから情報が寄せられた事業場などに対して
重点的に監督指導を実施しています。


適切な労務管理は、専門家のアドバイスが必要です。
企業の「人」の専門家である社会保険労務士を活用して
未来ある企業をつくっていきましょう。