おはようございます。
松田です。

私たちの業界では、
「○○さんに、お客さんを取られた!」
と言う人がよくいます。

われわれ社会保険労務士や行政書士といった士業には、
倫理や品位保持の義務があります。

ですから、
不当に安価な勧誘は問題があります。

「今依頼されている△△さんの報酬が10,000円ならば、
私○○は、報酬5,000円でやります!」

というような、
根拠の無い、単純な報酬の値下げや比較で、
お客さまを獲得したときは、
「お客さんを取られた!」と
言われても仕方ないと思います。


しかし、
「今までは、△△さんに依頼していたけれど、
これからは、○○さんに依頼しよう。」と、

お客さまの意思で、
今の社会保険労務士や行政書士を、
他の人に代えた場合。

それでも、
「お客さんを取られた!」と騒ぐ人がいます。

しかし、
これっておかしくないですか?

お客さんが、誰と契約するかは、
お客さんが決めることです。
お客さんが、契約を続けるかどうかも、
お客さんが決めることです。

一度、依頼を受けると、
倫理規程や品位保持義務により、
自分のお客さんは保護されている。
永遠に自分のお客さんであり続ける。
という幻想を抱いている人。

正直言って、多いです。

そもそも、倫理規程や品位保持は、
過当競争を防ぎ、質の低下が無いように出来たものです。

誤った解釈をして、
逆に質の低下が起きていませんか?

「自分の対応やサービスが悪いと、お客さまは離れてしまう。」

この意識を持つことが、
倫理を保ち、品位を向上させることになるのではないでしょうか?


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