近事片々:責任の取り方


 「冷えたピザ」(小渕元首相)をもじって、フクダは「生温かいピザ」(英フィナンシャル・タイムズ紙)。オザワは「羊の顔をしたオオカミ」(独シュピーゲル誌)。外国メディアは辛らつだ。おーい、アソウへの決め言葉も待ってるぞ。



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 わが国で絶滅にひんする「責任の取り方」。



 ●政治家はポストにしがみつくか、もしくは突然放り投げる。



 ●警察は民間では通用しない大アマ処分。



 けじめをつける慣習はかろうじてプロ野球監督に命脈を保つ。



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 恥ずかしながら「国連安保理でしゃい決議」と聞き「謝意」を連想できなかった。漢字を見るまでシャイとは何だ? 内気に思いあぐねていた(毎日新聞 2007年9月21日)。



* 責任のとり方は、時に難しい場合がある。責任のとり方によっては、その人に対する信頼を一挙に喪失せしめることがあるからだ。我々士業の場合でも多かれ少なかれ同じことである。