2011年 12月の記事一覧

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11年12月14日 23時23分42秒
Posted by: kimi530706
ある支店の従業員さんから「PCのキーボートに入力すると、キーとは別の文字がモニターに表示される」というクレームが本社に届いたので、本社の担当者が調べた処、ウィルスに感染したらしいということが判りました。
そして、同時に
①個人所有のPCを会社に持ち込んで使っている事
②過去、PCを利用してポルノ系統のものを収集し会社サーバーに保存していたこと
が判明しました。早速、懲罰委員会を開催することになったのですが・・・。
この会社は約半年前にも別な支店で会社の機密データを退職した社員が抜き取り、競合他社に入社してそのデータを使用して取引先との取引をかく乱してくるという事件があったばかりです。この事件はなんとか治まったのですが、このときの教訓が全く活かされていないことがわかました。この事件の後に機密情報漏えい対策の勉強会までして、個人所有のPCを社内で使用することを禁止しているのに全く守られていません。
会社の役員さん達はポルノの件に拘っていますが、本当に大事なのは機密漏えい対策として全社に周知させた筈の個人所有PC使用禁止が守られていないことです。こんな体質ではどんなに素晴らしい規則を創っても絵に描いた餅で終わってしまいます。会社の(特にトップ)の意識改革が必要です。
11年12月12日 22時27分47秒
Posted by: kimi530706
1カ月位前に開催された無料相談会で相談にのった人から突然に電話がありました。当日は名刺も渡していないのにどうやって調べたのだろうかナ?と思いながら本人のお話しを聴くと、広島県社労士会に問い合わせて私の電話番号を聞いたそうです。
ここまでされると言うことは、本気度の程度が並みではないということです。
本人は私への報酬額を気にされていましたが、無料相談会で対応した延長線上の相談ですから、交通費程度は頂くかもしれませんが基本的には報酬を貰うつもりは無いことをお伝えしました。
その上で、その後の経緯をお聴きすると、結論としては諭旨解雇をしたい従業員がいるらしいのですが、かなり複雑な組織内部の人間関係が関係するようなのでお会いしてお話しをお聴きすることにしました。ただし、基本的に無料相談なので私の時間を優先させて頂くことにしました。
私の考えからすると、これも私のスキルをブラッシュアップできる良いチャンスと思っています。商売が下手ですから・・・。逃げずに前に向かって進んでいけば、いずれ道も開けてくるでしょう!!
11年12月11日 21時59分56秒
Posted by: kimi530706
今日は休日を利用して給与体系再構築を依頼された会社の賃金分布図とニラメッコをしていました。現状の賃金分布状態を把握し、モデル昇給・昇格パターンを決めて、この会社に見合った賃金テーブルを作成するためです。
この作業は今日からやり始めたばかりですが、年末年始にかけてジックリと検討する予定です。そのためには現状の賃金分布状況を頭に染み込ませておかなければならないのです。この作業を終日していたら体は動かさないのですが、疲れてしまいました。昨日までの必殺賞与支払届配達人の疲れもあるので、今日は早目に寝ることにします。
それにしても、今日の広島は寒い一日でした。風呂に入って、早く寝ょ~と!!
11年12月10日 22時54分57秒
Posted by: kimi530706
賞与支払予定日が10日の顧問先が多いことを改めて認識しました。10日が土曜日なので、みなさん9日を支給日に繰り上げられたのです。その為もあり、賞与額が決定されるのは直前です。
昨日と今日は、賞与支払届の用紙を顧問先に届けたり、捺印し終わったものを回収しにお伺いしたり、年金事務所に届け出たり、届出が終了したものを再度顧問先に届けたりと、賞与支払届の処理で2日間は走り回っていました。
そして、今朝は標高400mの峠を越えて標高200mの山間にあるゴルフ場にお伺いしたとき、標高400mの峠が非常に寒く、広島市内とは寒さが違い底冷えしていることを痛感しました。ゴルフ場に着くと日当たりもよく、温かいゴルフ日和だったのですが、それまでの道中で手足が凍ってしまいました。
残りは4社だけです。これらは賞与支払日が全く違うので、比較的余裕をもって対処できます。
賞与支払届が終わると主な仕事は年末調整の準備をして給与計算するだけとなります。ただし、今年は15〆25日支払いの企業は間に休日と土日曜日があるので、実質的な計算期間は2日程度しかないので要注意です。従業員さん達が円滑にタイムカードを提出してくれない場合も考えて、それらの先のタイムカード集計は11月末で一端仮締めしていますが、どんな事態になるか要注意です。
例年のことですが、12月は新規の申し込みやスポット取引の申し込みが少ない月です。みなさん、本業のビジネスで忙しく、労務管理問題は後回しにされるようです。
そう言えば、今朝はFC2ブログのメールでどこの誰か分からない人から障害基礎年金の問い合わせがありました。出来る限り丁寧に判り易く返信したつもりですから、お役に立てれば良いのですが・・・!!
11年12月09日 21時49分34秒
Posted by: kimi530706
取引上で不正があったのではないかと疑われている元従業員さんからクレームの電話が私にありました。「病気治療に専念して病気を早く治そうとして退社したのに、早朝から1日に何回も会社から携帯電話に電話がかかってくる。これでは精神的に参ってしまうので、どこに訴えたらよいか知恵を貸してもらいたい」と言うのです。
確かに、取引上で発生したトラブルを解決するために会社が本人に状況説明書の提出を求めているにも関わらず本人が中々提出してこなかったことは会社から聞いています。しかし、会社からは本人の病気に配慮して余り急かさないようにしているとも聞いていました。
取り敢えず本人には、会社責任者に今後は充分に注意するよう伝えること、会社と本人との窓口は一人に決めること等を約束しました。
しかし、このような場合、本人にどんなに事実を明らかにするように求めても、それは本人が認識している事実に過ぎず、取引先は別の事実認識をしていることがあります。そのため本人からはポイントを外さないように概要を聴いたうえで、早急に会社は取引先との交渉を始めることが必要です。そうすると本人が認識していなかった事実が明るみに出て真実に一歩近づけることが多いのです。本人から正確に事実を聞き出そうとして悪戯に時間を浪費してしまうよりも、取引先との交渉(場合によっては謝罪)を早期に開始することが大切です。
どうもこの会社は「分かってる、分かってる」と言いながら、やることのポイトがズレています。テレビ番組ではないのですが「知ってるつもり」なのではないかと思います。
因みに、数年前にパナソニックさんが温風ファンヒーターで死亡事故を起こしたとき、同社は事故原因の詳細調査は後回しにして謝罪とリコール運動を精力的に行いました。同時期にパロマも温風ファンヒーターで死亡事故を起しましたが、パロマは原因究明を優先させました。その結果、パナソニックさんはその後の業績が急好転したのに、パロマさんは転落していきました。顧客第一主義と口では各社が唱えていますが、こんなときに格差が生じます。
最近は、ノルマと称される目標管理が普及し、かつ景気低迷により企業間競争が激化していますから、取引上の不正疑惑や機密情報漏えい問題の相談が急増しています。
ただ私としては賞与支払届の回収と届出で飛び回っている日にこんな相談があるとかないません。
11年12月09日 00時19分29秒
Posted by: kimi530706
今日は賞与支払届の用紙に捺印してもらうため走り回っていました。
12月10日が土曜日なので一日繰り上げて支給する会社が多いのですが、賞与額が決定されるのは毎年直前の日が多いので大変です。
気心の知れている会社だと未記入の届出用紙にでも捺印して貰えるのですが、中にはそうはいかない顧問先があります。
今日訪問しきれなかった会社には明日お伺いするのですが、今度は捺印後の届出用紙を回収して回り年金事務所に届け出しなければなりません。
でも、賞与が貰えるなんて羨ましいですよネ!! 私ら開業社会保険労務士は個人事業主だから賞与は無縁の世界です。
しかし、経営アドバイスをして会社業績が上向き、従業員さんたちの賞与が増えるのは楽しいものです。
11年12月07日 22時16分11秒
Posted by: kimi530706
今日は判例を探して、図書館に行ったり、インターネットで調べてみたり、して最後に地方裁判所に行ってみました。書籍やインターネットでは、高等裁判所や最高裁判所の判例はよく見るのですが、地裁の判例を余り見ることが無いので、地裁の人に探し方を教えてもらいました。以前から判例検索が楽にできると良いのだがナ!!と思っていましたから、素直にお聴きしました。
地裁の人が言うには、地裁では判例集のようなものは編集していないので、事件番号がわからなければ調べることができないこと、「裁判所のホームページ」に判例検索システムがあるからそれで検索してみたらどうかという知恵を授かりました。
早速、事務所に帰って検索してみました。目的に沿うような判例を見つけることはできませんでしたが、最高裁判例、高裁判例、下級裁判所判例のほかに労働事件判例などの選択肢が用意されていることが判りました。
ついでに地裁で労働審判と強制執行に関するパンフレットを手に入れました。ときどき、この手の相談があるので以前から説明用のパンフレットが欲しかったのです。
良い勉強になりました。
11年12月06日 22時40分25秒
Posted by: kimi530706
年末調整の時期です。
年末調整をするためには扶養控除等異動申告書などの書類を従業員から提出して貰わなければならないのですが、提出が遅い人は毎年きまった人です。
ある会社の扶養控除等異動申告書は、あと1人で全員分が揃います。会社の人に聞いた処、約1週間前からこの人を除いたものは全て揃い、この人1人のために私に提出できずに待っているそうでした。昨年も、一昨年も同様でした。
忙しいから提出できないのではなく、提出する気がない(意識を持っていない)から提出しないだけのような気がします。1人のために全員が迷惑している状態です。
しかも、この人は過去に扶養家族の申告を間違えていて2回も税務署から訂正するように指導を受けている人です。息子が働き始めて収入があるのに扶養のままにしていたので、不足税額を追徴されたのです。
もういいかげんにしてもらいたい、というのが本音です。
この社員は店長をしていますが、聞く処によるとこの店の業績は各店の中の最下位だそうです。納得できる面があると思います。自分や家族に対する気配りが出来ない人が、顧客のために良い気配りができる筈はありません。
11年12月05日 23時05分48秒
Posted by: kimi530706
育児休業に関する一般事業主行動計画提出に関連して「両立支援のひろ場」にインターネットで登録する必要があります。
先週初めに両立支援のひろ場に登録した筈の会社を同ソフトで検索してみました。このソフトは登録してから4~5日経過しないと登録結果が反映されないからです。
登録作業のPDF資料添付のときに何か不具合を感じたのですが、やはり登録されていませんでした。
そこで再登録にチャレンジしました。日曜日なので落ち着いてソフトを操作できます。落ち着いて、焦らずに、ユックリと、確実に・・・! 何か、壊れやすいものを触っているような感覚です。
そうしたら前回と違う画面が出てきました。どうやら無事に登録できたようです。
ホッと一息!! 4~5日経過してから登録できたか否かをまた検索して見ることにします。クイックリスポンスに欠ける不完全なソフト位に使い難いものはないですネ!!
しかし、育児介護休業等に関しては法律で義務付けられている訳ですから、この作業まで法律で義務付ける意図が理解できません。社会を複雑かつ煩雑にしているだけとしか思えないような気がします・・・。
11年12月03日 22時47分32秒
Posted by: kimi530706
ある会社から①有期契約従業員専用の慶弔見舞金規程をつくりたいこと、②パートさんの人事考課項目を変更したいので相談にのって貰いたいという依頼がありました。
①この会社の有期契約従業員さんは半年単位の契約で、期間満了の都度、面接と人事考課並びに労働条件通知書の更新を行っています。有期契約従業員さんと会社との関係で注意すべきこれらの点がクリアーされたから、次のステップとして社員とは異なる慶弔見舞金規程をつくろうという趣旨のようです。この会社には社会保険労務士の資格を有している内勤の社員さんがいますから、会社が案をつくり、私が内容確認すれば良いことになりました。
②パートさんの人事考課項目の変更については、丁度いま私は他社で人事考課及び給与体系の洗い直し作業をしているので、そのために集めた最新の資料を私が提供して、会社側で案をつくってもらうことにしました。
個別労働紛争が発生しないように、より良い会社になるための課題解決に着実に取り組んでいらっしゃるようなので安心をしました。

11年12月01日 20時02分41秒
Posted by: kimi530706
10月に入社した従業員さんの11月支給賃金台帳を調べてみると、本来は支払うべき住宅手当が支払われていないことがわかりました。そして、この企業は見込(固定)残業制の企業だから一定の残業時間までは残業代を支払わなくても良いのに支払われていることが判りました。
いままでは、こんなことが無かった会社なのですが・・・・・。
そこで不安になって6月に入社した人の賃金台帳も調べてみることにしました。そうしたらヤッパリ・・・。住宅手当が支払われてなく、しかも支払わなくても良い残業代が支払われていました。しかも、こっちは厄介です。6月は試用期間として日給制だったから問題は無いのですが、7月から月給制となった為、10月に月額変更届を提出しています。単に残業代と住宅手当とを相殺して過不足分だけを調整する訳にはいきません。既に過払いの残業代で新しい標準報酬月額が決まっているからです。
金額の過不足だけなら簡単だったのですが、標準報酬月額の変更が関係していますから、明日、年金事務所に行って、どうすれば一番簡単に正しい標準報酬月額に修正できるかを相談してみることにします。


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