社会保険労務士の電子証明書には、有効期限があります。

発行日からの丸3年間と、その満了以降誕生日の前月(正確には、誕生日のある月の1日)までです。

人によって、ばらつきが出てきます。発行日からの3年間は、誰でも同じですが、その丸3年が過ぎた後の期間は、全員違うからです。理由は、申請した月日とそれぞれの誕生日が、全員ばらばらだからです。

でも、その違いによって、コストパフォーマンスが変わってくるので、要注意です。なにしろ、電子証明書をとらなくても、仕事はできますので、余計な出費です。ですから、費用にはシビアにならざるを得ません。

電子証明書を取得するには、約1万円かかります。

人によって、その1万円で、3年有効となる人から、4年有効となる人までいろいろ出てくるよ、という事です。

それではどうすれば、最もコストパフォーマンスをあげられるのでしょうか?

答えは、誕生月の15日くらいに申請書類を出す事です。

そうすると、まるっと4年間の有効期限になります。

申請書類と振込みが完了して、証明書が発行されるのに、約20日(人によって、変わります)かかります。その為、上記のケースでは、誕生日の翌月が証明書の発行日となります。

ですから、まず、まるっと3年間有効期限があり、3年後の発行日がきます。その発行日から、約1年後の誕生日の前月まで約11ヶ月の有効期限が加算されます。

12ヵ月の方がいい、といわれる方もあると思います。その場合、申請手続きを早めにすればいい事になります。例えば、誕生日の20日くらい前に手続き完了をする、という事です。

でも、何らかの手違いで、逆に縮まってしまう事が考えられます。丸3年の満了後の期間が、1ヶ月しか無い、というような事が起こりうるのではないでしょうか?

そこで、やっぱり無難な誕生月の15日くらいに手続きをする、という方法が安心感が強くお勧めです。

ちなみに私も、3年と11ヵ月の有効期間を獲得しました。