たまには同業者さんの役に立つことを書こうかなシリーズ その7

 ~補助者の雇いどき~





 社会保険労務士の児玉けい子さん著「稼げる社労士の 集客+稼ぎ方 全部教えます」には、売上300万円を超したらスタッフを雇え、と書かれています。

 僕も全くの同感で、社会保険労務士や行政書士等、育成に最低2年はかかる「職人的な専門業務」は、スタッフの雇用は早ければ早いほど良い。





 そして、「鏡の法則」により、自分自身の「管理者としての能力」をアップしていかないと、集まるスタッフさんの能力も上がりません。

 最初のスタッフさんを雇った際には、自分自身も「管理者1年生」なので、それに応じた人材しか集まらないのです。





 ちなみに、僕の事務所では、平成19年からスタッフさんの雇用を開始しましたが、初期のスタッフさんたちは・・・

 正しいコピーの取り方を知らない、家事をしたことがないので掃除の仕方を知らない、電話応対ができない、所定労働日の半分以上休む、労働時間に夫の悪口話を延々と話し続けている・・・等々。

 4人目にして、ようやく、「おおお、この方は、すごいぞっっっ!」と思えるスタッフさんと出会い、ようやく自分自身が「管理者としての若葉マーク期間」を卒業したのかな、と感じることができました。





 僕はTKCグループの会計事務所に勤めていたこともあるので、例えば、領収書の貼り方ひとつにしても、「証憑の左上を基準点として、ページの左下から右上に向かって
、斜めの直線を描くように、向きをそろえて、しっかりノリをつけて貼る」などの、ルールが僕の事務所にはあります。



null



 ところが、この作業を満足いくレベルで、できる人材は、半分以下。

 スタッフさんの雇用開始から5年経った現在、ようやく、合格水準に。

      ヽ(´▽`)ノ





 多くの開業している社会保険労務士や行政書士さんは、「いつ最初のスタッフを雇うか?」で、悩まれている方が多いです。

 試行錯誤中の、僕の体験が参考になれば、幸いです。(*^¬^*)