2月15日は、午後から兵庫県民会館で、元松下電器産業株式会社　社長　谷井　昭雄氏の

講演を聴講してきました。谷井氏といえば、かつてビデオの　ベータ方式　対　VHS方式　で、

ソニーと熾烈な競争をして、結局松下が勝利した　まさにその立役者であり、その辺のお話を

聞ければと思い参加したものです。

講演では、１．職場は一将の影である。　１）リーダーは先頭に立たねばならない。

２）血を止めよ。（赤字は悪。）利益は社会への役立ち料である。

２．人を活かす経営。１）品質管理の前に人質管理。２）頭の良い人よりも、熱心な（誠実な）人

３．売れる商品を創れ。現状打破

等々につき、ビデオ戦争の当時の話を、創業者松下幸之助氏の言葉も踏まえ、分かり易く話

されました。2時間の時間でしたが、大変短く感じられました。

この講演会の主催者のみなさま　ありがとうございました。

　最後に谷井氏がピータードラッガー氏の言葉を引用されておられましたので、お伝えします。

「　一人の力で成功することは絶対にない。　一人の力が他人の協力を得たときに初めて、

事業は成功する。　協力を得られるのは、鋭さではなく人格の力である。　」　　以上

　今日（2月11日）は、朝から愚息を連れて、自宅から車で５分の距離にある　兵庫県立考古

博物館へ行ってきました。昨年オープンしたばかりの、大中遺跡の隣にある博物館です。

もちろん建物はまだ新しく、遺跡発掘の体験ができる　「発掘ひろば」　では実際に長ぐつを

履いての、発掘遊びができ、愚息は宝探し気分に。

スコップで土器や金印、銅鏡のおもちゃをうれしそうに掘り当てていました。

　 テーマ展示室でも、発掘された人骨その他いろいろな出土品を興味深そうに眺めており

ました。途中、「むかしの人に変身」のコーナーでは、職員の人に手伝っていただき、古代人の

衣服・よろい・かぶとを身に着け、剣を持って悦に入っていました。

あと、再現した古代の船が展示してあったりと、子供から大人まで楽しめる内容でした。

最後に展望塔に上がり、高さ２２メートルのところから、周囲を眺めたのでありました。

親子は勿論、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に来ていた子供たちも多かったです。

博物館の周囲は公園になっており、親子一日考古体験にはもってこいの場所でした。

　本日2月4日は、午前中、神戸駅前で仕事をした後、船井総研最高顧問の船井　幸雄先生の

講演を拝聴するため、姫路市の姫路キャッスルホテルへ行ってきました。

船井先生は少し体調が悪く、咳もされておられましたが、75歳とはとても見えないくらい若々し

かったです。

要点を書きますと、・サブプライム問題はまだまだ序の口。今の何倍もの影響が世界に出そう。

よって日本も　大不況になる。これは９９．９％の確率か？

・そこでどうしたらよいか？　

答えは、　経営の基本原則（コツ）に従うこと。　

それは、　１．正しい哲学を持つこと。　　・・・　良心に反することはしない。

　　　　　　２．組織はトップで決まる。　　・・・　トップが経営に生命をかける。
　
　　　　　　３．意思決定の原則を持つ。　・・・　成功の確信を持てることしかやらない。

等々でした。

今年はオリンピックイヤーでもありますが、世界も大変な年になりそうです。

こういう時こそ、足元を見つめ、着実に進んでいきたいものです。