寒い日が続きますが皆様お変わりありませんでしょうか。

今年の花粉飛来量はすごいすごいと聞きますが、鈍感な私の粘膜は幸いにもまだ花粉を感知できておらないようです。
先日も、某美容室にて換気のため窓を開けてほしいと何も考えずに美容師さんに依頼したところ、しばらくしてマスクを装着した別のお客様から花粉がつらいと苦情が入ったようで、静かに窓が閉められました。
最近はこどもに発症させたくないがためにこの季節外出を禁止するご家庭も多いとか。
昔は、こどもは風の子・外で遊んできなさいと親によく言われたものですが、そのような風習も時代と共に変わりつつあるのですね。

私たちの次の世代を担っていくこども、その健やかな育成のため、国と地方と企業は努力をしなさいと定めた法律があります。
それが「次世代育成支援法」です。
この中で、私たちの会社は次世代育成支援のためにこんなことをしています・こんな努力をしていますと、対外的に示すものが「事業主行動計画」です。

この「事業主行動計画」の作成対象が、4月1日から拡大します。
これまで300人以上の企業が対象とされておりましたが、100人以上300人以下の企業も作成が義務となります。
計画は、会社として出来る範囲のもので構いません。
例えばノー残業デーを作る、育児休業や時短制度のパンフレットを作り社員に周知する、有給取得率上げる、など、会社のニーズや雇用環境によりさまざまです。

会社が雇用環境を整えることは、仕事と子育てを両立できる雇用環境にあることの対外的アピールや雇用環境の整備による生産性の向上、育児を理由とする退職の減少、優秀な人材の定着などにつながります。こうして優良な企業が多く育ち、次の世代のこどもたちに引き継いでいくということですね。

会社の現状を今一度見つめ、会社として何ができるか・何が必要かをこの機会にじっくり考えてみてはいかがでしょう。
計画策定のご相談ももちろんお受けいたします!