スタッフAです。

寒かった2月ももうすぐ終わり…。
今日は暖かいですが、三寒四温でまた寒さが逆戻りしながら
暖かくなっていくのでしょうね。春が待ち遠しいです。

さて、厚生労働省は1月27日、
平成26年度の雇用保険料率を告示しました。
平成26年度の料率は、平成25年度と同様、
一般の事業で「1.35%」農林水産清酒製造の事業で「1.55%」
建設の事業で「1.65%」となります。

雇用保険料率は、労使折半で負担する失業等給付の料率に、
事業主が負担する雇用保険二事業の料率を加えたものです。
このうち失業等給付の料率については、
「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」に基づき、
雇用保険受給者実人員の状況や積立金の状況を勘案し、
厚生労働大臣が労働政策審議会の意見を聴いて、
一定の範囲内で変更することが可能となっています。
平成26年度の失業等給付の料率については、
昨年12月26日に了承された
「労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会報告書」の中で、
平成25年度に引き続き、1.0%にするべきとされました。

詳細は以下をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11607000-Shokugyouanteikyoku-Koyouhokenka/0000035829.pdf

また社会保険については、1月29日に開催された
全国健康保険協会運営委員会において、
平成26年度の保険料率は下記の方針で了承されました。

H26.3月分保険料(4月事業所様告知分)より(※)
◆健康保険料率…愛知支部9.97%のまま据え置き(全国平均10%)
◆介護保険料率…1.72%(1.55%から引き上げ)  (※任意継続の方は4月納付分より)
今年の健康保険料率は据え置かれましたが
“協会けんぽを取り巻く財政の赤字構造は何ら変化しておらず、
「平均保険料率10.00%」という水準は、
協会けんぽの加入者・事業主の負担の限界であることに変わりはない“
というのが、運営委員会の見解です。

一方で介護保険料率は「0.17%」という
大幅な引上げとなりました。
「国から示された介護納付金の金額を基に
法定された算出方法に従って算出された結果であり、
やむを得ないものであるが、
今後の後期高齢者の増加などにより増大する
介護費用への対応は喫緊の課題となっており、
協会は、加入者・事業主の負担増を軽減すべく、
介護給付の効率化や費用負担のあり方の見直し等を
引き続き要請していく必要がある。」とのことです。

H26年度の保険料率は据え置きが多かったので、
介護保険料率が変更となる3月分のお給料計算時は要注意です!

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