厚生労働省が、
「平成28年度第二次補正予算(案)の概要」を公表しました。

その中で、今後創設見込みの助成金の記載がありますので、ご紹介します。

●保育関連事業主に対する職場定着支援助成金の拡充(制度要求)

…保育事業主による「魅力ある職場づくり」の為の雇用管理改善の取組について、
助成の拡充を行う。

●介護離職防止支援助成金(仮称)(11億円)

…仕事と介護の両立に資する職場環境整備に加え、

労働者の円滑な介護休業の取得・職場復帰や
介護のための時差出勤制度などを実現した事業主を支援する。

●生活保護受給者等を雇い入れる事業主への助成措置の創設(制度要求)

…ハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者として、
生活保護受給者等を、新たに雇い入れた事業主に対し、助成金を創設する。

●65歳超雇用推進助成金(仮称)の創設(6.8億円)

…65歳以上への定年の引上げ、定年の廃止、

希望者全員を対象とする、
66歳以上の継続雇用制度の導入の

いずれかの措置を実施した場合に、
当該措置の内容に応じて、一定額を助成する。

65歳超雇用推進助成金(仮称)を創設する。

●キャリアアップ助成金の拡充(制度要求)

…中小企業において
有期契約労働者等の賃金規定等を改訂し、

3%以上増額した場合、生産性向上を加味し、
助成額の加算を行う。以上の様な内容です。

当事務所も今後の動きにアンテナを張って行きたいと思います。