3年以内既卒者トライアル雇用奨励金の申請手続きを2名分済ませてホッ~!!と一息ついていたら、顧問先の社長から定年に関することの相談にのってもらいたいと依頼があった。「定年に関すること?」「この会社にはまだ10年間は定年になる人は発生しない小規模の若い会社だけどナ!!」と思いながら・・・。
この社長からの電話の直前に、別な顧問先から東京支店で請負契約をしている人の件で相談をしたいという依頼があったが、それを明日の午後にしたのが助かった。定年に関して疑問を抱いている社長への相談にのるため直ぐにお伺いすることにした。
この社長、同業者から色々なことを聞いたらしく、自社の就業規則で「再雇用を希望する者は全員を再雇用する」と定めていることが気に入らないらしい。盛んに、再雇用する際
条件を定めようとする。そこで、数年前のハローワークのパンフレット・コピーを渡して再雇用する際の条件を決めるときの参考にするようにアドバイスした。
そして、社長の疑問は、就業規則で定めるのか?労使協定で定めるのか?ということだったので、そのパンフレットにある年月を教え、いまは労使協定が必要であることを説明した。
その上で、専門家でない同業者から聞いても余り参考にはならないこと、また年齢を理由に雇用契約を解消しようとする考え方は時代に逆行していることを説明した。
ヤレヤレ!!また余計なことを考えなければ良いのだがナ!!定年よりも業績をいま以上に飛躍させる方法を検討した方が前向きだと思うのだがナ!!
PFドラッカーも「課題や問題解決をするには優先順位を間違えてはならない」と言っていた。たまにはPFドラッカーの格言を展開している別ブログもご覧ください。