マイ組合であるならば
表向きではっきりするのは
報奨金ゲットであろう。

しかし、それも今は減額された。
事務組合によって全国展開された先生もいる。

しかし、現状ではそれも難しかろう。

マイ組合の場合
1.追い出しの心配がない。
2.印鑑をいちいち取りに行かなくて済む。
特に雇用保険においては有利である。
3.いざとなれば権利を売れる。
4.持つていない社労士より顧問料などで有利となる。

それくらいのものであり
それ以外の何物でもない。

所詮、事務組合は労働保険の代理店。
代理店風情で威張ることなど
あってはならぬことだ。

事務代理で書類の省略が
なくなれば、そのメリットもない。

以前、広島は安定所においては
チョーでかい事務組合には
すべて省略がまかり通っていた。
今はどうか知らないが。

監督署においても、出勤簿、賃金台帳など
出した記憶がない。

ところが、やめた途端、手のひらを返したように
書類を出せという。

師匠筋に聞くと、うちにはそのようなことはないとのこと。
つまり、チョーでかい労働省の関係者を
抱えたところには甘く、小さいとか嫌いな
社労士は、たとえ事務組合を持っていようと
省略はなかったのである。

その時は確かにメリットはあっただろう。
それも、大事務所のみだ。

マイ事務組合のメリットは追い出しを食らわないのと
印鑑と、他の社労士との顧問料での戦いで勝てるくらいだ。

マイ組合を持ったなら、金が払えない奴は
どんどん、個別にドライにしていくだけの話だ。
そうしないと、金を回収せよとの
役所のいやがらせが待っているからだ。

顧問料を払ってくれるところは
個別で残すかもしれないが
払わないところは、冷たくほかす。
それが、労働保険事務組合の真実だ。