2012年 8月の記事一覧

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12年08月31日 08時30分00秒
Posted by: wada
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和田経営労務研究所
特定社会保険労務士
和 田 栄
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中小企業退職金共済(中退共)の退職金の金額は、
掛金と勤続年数で決まります!

掛金が高く、勤続年数が長ければ、
それだけ退職金が多くなるわけです(^_^)

中退共に限らず、
退職金はだいたい単価と勤続年数で決まります!

中退共の場合、単価は掛金ですが、
会社独自で運用する退職金の場合は、
多くの会社では単価を基本給としています。

たとえば、次のような計算式です。

基本給 × 勤続年数に応じた支給率 × 支給係数
支給係数とは、退職理由によって差を付けるものです。

自己都合退職→0.7
定年、会社都合→1.0
というように、自己都合退職を低くするのが一般的です。

ですので、
人事評価がよくて定年まで長い間勤め上げれば
たくさんの退職金をもらえるということになるわけです(^o^)

(つづく)
12年08月28日 09時16分39秒
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前回に引き続き、
中退共のご説明をします。

中退共のメリットは次の2つでしたね。

①会社は将来の債務リスクを負わない
②社員は将来の退職金不支給リスクを避けられる


まず①についてご説明します。

会社は毎月掛金(積立金)を中退共に納入すれば

あとは中退共が資産の運用から
退職金の支給手続きまでしてくれます。

掛金を納入した時点で損金算入もできます。

すべてにおいて月々の納入で完結するので、
将来の債務リスクを負わなくて済むわけです!(^^)!

次に②についてご説明します。

退職金は支給されるまでは
本当にもらえるのかどうかわかりません。

倒産したらそれまでということもあり得ます。

通常は退職金規程に退職金の計算方法が載っていますが
実際のところ「絵に描いた餅」という会社も少なくありません!

これでは社員は安心できませんよね(-_-;)

その点、中退共の場合は、
会社が納入した掛金はどんなことがあっても返してもらえません!

経営が苦しいから解約して払い戻すなんてことはできません(゜o゜)

ですから、
もし会社が倒産したとしても
退職金はきちんと中退共から満額支給されるのです(^o^)

(つづく)

12年08月24日 09時43分36秒
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前回お話したように、
退職金は将来の債務リスクを負います。

ですから、
「退職金制度を取り入れたい」というクライアントには
慎重に考えるようアドバイスしています(-_-;)

それでも、
どうしても取り入れたいというのであれば、
中小企業退職金共済(中退共)をお勧めしています(^o^)

これは
独立行政法人 勤労者退職金共済機構が運営している
中小企業のための退職金制度です。

詳しくはこちらを参照。
http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/
この制度のよいところは、
ほとんど中退共任せにできるので
とにかく運用が簡単!
手数料も取られません(^_^)

でも、
本当にお勧めする理由は次の2つです。

①会社は将来の債務リスクを負わない
②社員は将来の退職金不支給リスクを避けられる

この2つは極めて大事だと思っていますが、
詳しくは次回ご説明します。

(つづく)
12年08月21日 08時30分00秒
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和田経営労務研究所
特定社会保険労務士
和 田 栄
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最近の新しい会社では、
あまり退職金制度を取り入れなくなりましたね。

将来のお金よりも今のお金の方が大事!

会社も社員も一致した認識のようです(^_^;)

一昔前には、
ある大手企業が退職金を廃止して、
その分給与に上乗せして支払うようにした・・・
なんてこともありました。

これは、
「今のお金の方が大事」ということもありますが、
会社としては将来の債務リスクを軽減したい!
という思惑もあるようです(゜o゜)

退職金を支給するのは何十年も先。

経済が成長しているならともかく、
20年も景気が低迷しているような状況では
とてもそんな先のことまで約束できません。

ですから、
払えるときに払って終わりにする。
短期の精算を考えるのも無理からぬことです(-_-;)

(つづく)
12年08月07日 08時00分00秒
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和田経営労務研究所
特定社会保険労務士
和 田 栄
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『スゴイ社労士が教える戦略的仕事術』(アニモ出版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897951437/roumucom-22
社労士サミット実行委員会 編著

となっていますが、
24人の社会保険労務士の共著です。

それぞれが得意分野や営業方法について書いていて、
バレエティに富んだ内容になっています(^^)/

自分はそのメンバーの一人で、
「残業代削減のノウハウ」について書いています(^o^)

社労士の業務って一言でいうと「社員(人)に関すること」
でも、その分野って広いんですよね。

社会保険手続きや給与計算のような事務手続きもすれば、労働問題のアドバイスや人事賃金制度のコンサルティングもします。

開業したのはいいけれど、
いったいどのようなスタイルでやっていけばよいのか・・・(-_-;)

自分もそうでしたが、
迷っている人ってけっこう多いのではないでしょうか。

この本はそのような人のために書いています。

24の業務や営業方法が書かれているので、
自分に合ったやり方がきっと見つかると思います。


ぜひお手に取って読んでみてください。

なお、さっそくアマゾンでは在庫切れになってしまったので
最寄りの書店でお買い求めください。
12年08月03日 08時00分00秒
Posted by: wada
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和田経営労務研究所
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新入社員の賞与の取扱いの話をしてきましたが、
一般的にはどれくらい支給されているのでしょうか。

これは、産労総合研究所の調査が参考になります。

産労総合研究所「2012年決定初任給調査」
http://www.e-sanro.net/sri/news/pr_1207/

これによると、
新入社員に夏季賞与を支給する企業は87.4%、
新入社員への2012年夏季賞与の平均支給額は、
大卒9万743円、高卒7万7,235円
だそうです。

一般的には、賞与ではなく「寸志」として支給されますね(^_^)

私はバブル絶頂期に新卒で比較的大きな会社に入社しましたが、

それでも確か4万円程度だったと思います。

感覚的には5万円ももらえれば十分のような気がしますが、
意外に多いですね(^_^;)

みなさんの会社ではいかがですか?

(おわり)
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