AIJ問題 道内と長野の基金 判明

 

・・・道内4基金 長野5基金・・・

 

 

AIJ投資顧問(による巨額の年金消失問題で、道内に9つある厚生年金基金のなかで、4基金がAIJに合計約80億円を委託していることが分かりました。

 

このうちガソリンスタンド加盟の北海道石油業厚生年金基金(札幌市)が約30億円、電気工事約360社が参加する北海道電気工事業厚生年金基金(札幌市)が約17億円を、それぞれAIJを通じて運用していることが新たに判明しました。

 

 

すでに、運送会社約360社が加盟する北海道トラック厚生年金基金が約20億円、法人タクシー約70社が加盟する北海道乗用自動車厚生年金基金が約15億円を委託していることが分かっています。

 

 

 各基金の運用資産全体に占めるAIJへの委託額の比率は、石油業厚年基金が約15%、電気工事業厚年基金が約10%に及び、6~8%のトラック厚年基金や乗用自動車厚年基金に比べて高い割合です。

 

 

 また長野県では、長野県病院厚生年金基金(松本市)が年金資産のうち2割弱の約36億円をAIJに運用委託していたほか、長野県卸商業団地厚生年金基金(長野市 90社加入)も資産の一部の運用を委託していたことがわ分かりました。

 

 

これまでのところ、長野県内でAIJへの運用委託が判明しているのは少なくとも5基金となっています。

 

 

 県内の民間病院など52事業所が加入する県病院厚生年金基金は昨年度末段階で、年金資産約190億円のうち2割弱にあたる約36億円の運用をAIJに委託していました。

 

 

 すでに、長野県機械工業厚生年金基金(松本市)、甲信越印刷工業厚生年金基金(長野市)、長野県建設業厚生年金基金(同)も委託の実績がすでに判明していました。

 

 

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